ヘッドの軸穴縮小修理

Classical Guitar Maker

ヘッドの軸穴縮小修理

ホセ・ヤコピ(Jose Yacopi) 1973

  ヤコピ ペグ002 

ホセ ヤコピはアルゼンチンの製作家で特徴的な糸巻きを使用しています。

 

 

ヤコピ ペグ003 

ヘッドの軸穴の径が軸に比べ大きすぎて、ギヤへの負担が大きくなっています。 このギターは糸巻きのギヤが摩耗しているので中古品部品と交換が必要です。しかしすぐにまた摩耗してしまうので、ギヤの負担を減らすため軸穴を小さくすることを薦めました。

 

 

ヤコピ ペグ000 

いったん棒材を接着し完全に埋めます。

 

 

ヤコピ 軸穴 

軸間距離は37ミリですので正確に穴を開けます。これでギヤの負担はずいぶん減ったことと思われます。

修理ご依頼ありがとうございました。